寒波到来!首こり・肩こりにお悩みの人は「寒暖差疲労」に注意!その理由とは?

皆さん今週から来週にかけての天気予報をチェックされましたか?

今年もついに雪が降りそうですね〜。
子供たちは「雪だ〜!」って喜びそうですけど、車を運転される方やお仕事で移動される方の心情はお察しいたします。

が、それよりも気温が!!
マイナス12度って、私にとって気温の未体験ゾーン突入です。 笑

寒いとブルブルしながら、ついつい体を縮こまらせてしまいますよね。

今日は、気温と体調の関係について、少しお話をしていこうと思います。

寒波到来!首こり・肩こりに悩む人は「寒暖差」に要注意!

気付いたら首・肩がガチガチで、疲労感が満ち満ちている……。
実は・・・首こりと寒暖差が原因で生じる「寒暖差疲労」には、意外な関係があったのです。

|寒さは体のストレス要因

もともとアフリカ大陸をふるさととする人類にとって、寒さは危機であり、ストレスです。体はストレスに何とか対応しようとします。では、どう対応しているのか。そのお話に入る前に、まず前提として、人間は発熱体であることを知っておいていただきたい。人間も動物も、生きていくエネルギーは、食物を摂取し燃焼することで得ます。生きている限り、体から熱を出し続けます。たとえば、一つの部屋に人間がたくさん集まると、暖房をつけているわけでもないのに、次第に暑さでムンムンしてきますが、あれはみんなが発熱しているからです。体をとりまく空気の温度は、よほどのことがない限り体温より低いので、発熱体である人体も、常に空気で冷やされています。その仕組みはこうです。体の中で一番熱をつくっているのは筋肉なのですが、その筋肉で発生した熱は、血液によって全身から心臓に運ばれます(それで心臓が体の中で最も温かいのです)。心臓の温かい血液は全身に送り出され、皮膚に向かいます。皮膚は空気と接しているので、最も熱が逃げやすく、ここで放熱します。こうして熱のバランスをとり、体温を一定に保っているわけです。

|なぜ?寒いと体は縮こまるのか?

人間は寒さに直面すると、身を縮ませます。皆さんも経験があると思いますが、一体なぜ?

答えは、体の表面積をなるべく小さくしたいからです。
表面積が小さいほど、放熱が防げます。つまり、熱を失わずに済むのです。同じ体積で最も表面積が小さな形は、「球」です。そのため、人間も丸まろうとするのです。身を縮めたり、服を重ね着したりしても寒さが防げないときには、やがて筋肉の震えが起こり、手足や顎、体全体の震えを生じます。なぜ震えるのか?震えによって、筋肉の収縮を生じ、熱を産生するからです。
収縮し続けた筋肉は、血流が不良となり筋肉の長さも短い状態となり、体を動かしにくいものとしてしまうのです。それにより、首こり・肩こりや猫背といった体の不調を完成してしまい、皆さんの悩みの種となってしまうことは必至です。元々、首こり・肩こりでお悩みの方は、言うまでもなく……。

|寒暖差疲労とは?

寒暖差疲労とは、私たちの体が「寒暖差によって疲労が蓄積した状態」を指します。季節の変わり目に大きな気温の変化があったり、朝と夜とで気温差が激しかったりすると、体は寒暖差を感じて疲労を溜め込んでしまうのです。

人間の体には、暑いと汗をかくように、外気温の高さに応じて体温調節を行う機能が備わっています。この体温調節の役割を担う神経が「自律神経」ですが、この自律神経が正常に機能するためには、一定以上のエネルギーが必要。気温差が大きいほどこのエネルギー消費も激しくなります。気温差が激しい状態が続いてエネルギーが枯渇すると、体も疲れてしまうのです。

|寒暖差疲労のメカニズム

寒暖差疲労は、本格的に冷え込む冬に起こりやすくなります。なぜかというと、一日の最低・最高気温の差が大きくなるため。また、暖房機器を使用することで室内外の気温差も広がるので、さらに体が寒暖差のある環境に置かれることになることも原因です。
こうした寒暖差の激しい環境で過ごしていると、私たちの体は気温差に対応しようと何度も熱を作ったり逃がしたりして、必要以上にエネルギーを消費します。その結果、寒暖差疲労が蓄積し、自律神経も乱れて、自分が意識している以上に体が冷えやすくなってしまうのです。
最近は、空調が完備された環境が増えていることもあり、寒暖差への耐性が弱い人が多い傾向があるといわれています。

|寒暖差疲労による体調不良のリスク

寒暖差疲労によって、体は冷えの症状が進行しやすくなります。さらに、次のような体の不調も、寒暖差疲労が原因となって引き起こされるリスクがあります。

●肩こり
●めまい
●顔のほてり
●食欲不振

寒暖差によって疲労が溜まると、さまざまな体調不良を連鎖的に引き起こすリスクが高くなります。そのため、寒暖差を感じやすいシーズンに入る前に、対策を意識することが大切です。

|寒暖差疲労を引き起こす原因や環境

寒暖差疲労を起こしやすくなる気温差は、「前日と比較して5℃以上」といわれています。季節の変わり目はもちろん、冬場は天気予報などをこまめにチェックして、なるべく気温差を感じることのないよう、服装にも気を付けることが重要といえるでしょう。

また、空調のきいた職場を出入りすることが多いなど、気温の変化を感じやすい生活を送っていると、自律神経が常にフル回転している状態となるため、寒暖差疲労につながるといわれています。
最近は異常気象による寒暖差も激しくなっているため、寒暖差疲労が常態化してしまうという懸念もあります。

寒暖差疲労 耐性チェックリスト

自分の寒暖差耐性はどれくらいなのか、以下のチェックリストで確認してみましょう。該当する項目数が多いほど、寒暖差耐性の深刻度が高いということになります。

  1.  夏の暑さも冬の寒さも苦手
  2.  周囲の人と比べて、冷房や暖房などの空調が苦手
  3.  気温差が激しくなる季節の変わりめは、体調を崩しがち
  4.  寒い場所から暖かい場所に移動すると、顔がほてりやすい
  5.  顔が一度ほてると、元の状態に戻るまでに時間がかかる
  6.  手や足など、体の一部が冷たく感じることがよくある
  7.  冬は体が冷えて、寝つきも悪い
  8.  入浴中、湯船に入っても芯から温まるまで時間がかかる
  9.  冬は保温下着が不可欠
  10.  これまで熱中症にかかったことがある、または熱中症に近い症状を感じたことがある

上記10項目のうち、該当数が
1~3個の場合___寒暖差耐性が比較的高め
4~6個の場合___少し注意が必要な状態
7個以上の場合___寒暖差耐性が低く、注意・対策が必要な状態

首こり・肩こりの悪化と寒暖差疲労の関係とは?

首は「頚椎(けいつい)」という7つの骨から構成されています。頚椎は積み木のように重なっていて、頭の重みを支えるとともに、頭をなめらかに方向転換できる仕組みになっています。また、頚椎の中には人間の運動・感覚を伝達する脊髄神経と体の働きのON/OFFを制御する「自律神経」が通っています。

美容師さんやシェフなど、前屈みとなり腕を酷使する職業従事者、スマホの使い過ぎやソファーでダラーっと過ごすのが大好きで、気付いたら姿勢の悪い状態が続いている人は、ダメージの蓄積によって頚椎や背骨がずれ、骨格がゆがんでしまいます。すると、首の筋肉がかたまりやすくなったり、動きが悪くなったりして「首こり」「肩こり」が生じます。また、骨格が歪むとその中を通る自律神経の働きが低下しやすくなります。自律神経には、気温や気圧など外界の変化に応じて体温や血圧などを調整するという役割があります。しかし、骨格のゆがみによってその働きが低下すると、外界の変化に対応できず、疲れやだるさ、こり、痛みなどを感じやすくなるのです。「眠気が取れない」「やる気が起きない」などパフォーマンスが低下することもあります。

首がこっている人は寒暖差が激しい」とき、とくに最高または最低気温が前日と比べて5〜7度以上違うときはとくに気をつけましょう。お疲れ気味の自律神経が気温の変化についていけず、寒暖差疲労が出やすく、首こり・肩こりをさらに悪化させる傾向にあるからです。

ちょっと長くなってしまったので、今日はここまで。
次回は、寒暖差疲労の予防と対策についてお話をしてみようと思います。
ここまで読んで下さって、ありがとうございました。

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